vol.173 ボランティア活動報告会

 2005年10月13日更新

 10月12日(水)、高校のチャペル礼拝の場において、夏期ボランティア活動に参加した生徒による報告会が行われました

 老人ホーム「青老閣」と、心身に重い障害を持つ方のための施設「秋津療育園」へ、今年の夏も大勢の生徒が積極的にボランティア参加し、奉仕すると同時に多くのものを頂いて帰ってきました。そこでの貴重な体験を、3名の生徒が素直な気持ちで話し、ほかの生徒ともその成長を分かち合うひとときとなりました。


 「青老閣でボランティアに参加して」

 

  今回、私がこのボランティアに参加した理由は、身近にボランティアに参加できるチャンスがあるのに、経験しないまま女子聖を卒業してしまうのは、自分にとってもったいないと思ったからです。
 ボランティアに参加する前日、私は緊張していました。安易な気持ちで始めてしまって、果たして青老閣の方々に迷惑になってしまわないだろうか、交流するときは何を話したらいいのかなどと、いろいろ考えていました。
 いざボランティア当日になり、私はそんなことを考えているより、一生懸命働くことが大切なんだということに気がつきました。あまり悩まずに、自分ができることを精一杯やっていれば、次にやるべきことが自然と見えてきます。
 今回のボランティア活動では主に窓の掃除をしましたが、休憩の間、少しお年寄りの方とふれ合う場が持てました。長くお話しできる時間はありませんでしたが、おりがみを頂き、作り方まで教えて頂いて、とても嬉しかったです。
 ある従業員の方は、「お年寄りの中には、自分たちと生きてきた時代が違う若い人たちとの接し方が分からず、嫌う人もいます。学校に行ったことがなく字が読めない人は、みなさんボランティアのネームプレートが読めず、近寄ることを嫌がります。でもみなさんが一生懸命掃除をしていると、『大変だね』『がんばっているね』と、話しかけやすいそうです。ですから、ボランティアとはまず、掃除をすることなのです」とおっしゃっていました。私は、お年寄りの方はボランティアのことを快く迎え入れてくれるものだと思っていたので、若者を嫌う人もいるということにショックを受けました。しかしそれでも、私たちがお年寄りとふれ合っていく方法を見つけ、積極的に行動することが大切だと思いました。
 今回のボランティアは、掃除という単純作業がほとんどでしたが、内面的に成長できる、とてもよい経験ができたと思います。



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